ステージ(病期0)から行われる手術療法で、メスなどを用いてがんを切除します。一番多くの方が知りえる方法ではないでしょうか。
がんの病巣を切除し、その臓器の周辺組織やリンパ節に転移がある場合は一緒に切除する治療法です。がんのかたまりが一気に切除できることや、完治の可能性が高いことが、メリットとなります。
ただし、傷の治療や全身の回復に時間がかかったり、切除した部位によっては臓器や体の機能が失われることもあります。
今では体の負担を少なくするために、切除する範囲を最小限にとどめる縮小手術や、内視鏡を使い、腹部に5mm~12mmの穴を数か所開けてがんを切除する腹腔鏡手術、いしが手術支援ロボットを遠隔操作して行うロボット手術などが普及しています。